心不全パンデミック
心不全パンデミックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?日本は世界でもトップの平均寿命を有しており、高齢化社会となっています。高齢者の増加に伴い、高齢心不全の患者さんが大幅に増えることが心不全パンデミックと言います。
心不全とは心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん 悪くなり、生命を縮める病気です(日本循環器学会・心不全学会)。その原因としては虚血性心臓病(狭心症や心筋梗塞)、高血圧症、不整脈、心臓弁膜症、心筋症等があります。また、心不全は繰り返すと治療により改善しても、心臓や身体の機能は徐々に落ちていきます(図1)。ですから心不全を発症しないようにすることが重要になってきます。患者さんの寿命、および健康寿命を延ばすためにも薬の内服をしっかりすることだけではなく、食事、運動、生活習慣に注意して頂くこと、調子が悪いと感じたら早めに受診して頂くことをお勧めします。患者さん、患者さんのご家族、医療サイドと一体となって心不全発症を予防することに努めてまいります。
2025年2月22日