杉循環器科内科病院は、1987年(昭和62年)開院以来、福岡・大牟田の地域医療に取り組んでまいりました。
専門スタッフによる24時間救急病院として、あるいは45床の血液透析センターを擁する腎臓内科病院として、地域に頼られる存在であり続けたいと願う根底には、『医学的に正しい医療』を、というポリシーがあります。それは、お互いを高度に補完する関係である、久留米大学病院、大牟田市立総合病院との人的・技術的な深い結びつきによっても保たれ、日本医療機能評価機構による認定に裏づけられたと言えるかもしれません。
医療とはもちろん、身体の局部的な急性期の治療だけを指す言葉ではありません。患者さんの心と身体に働きかけることで、ちょうど暖かな家のようにもてなす、『心あたたまる医療』に徹することこそが重要とも言えます。
患者さんの息づかいを感じとる力を持ち、病院の体温を保ってくれる、優れたスタッフは、当院のかけがえのない推進力、いわば宝です。職場でも余暇や家庭でもイキイキと充実し、各種研修や福利厚生、クラブ活動、子育て支援や職場復帰推進などを存分に活用することで、より高い自己実現・自己成長を目指していて欲しいと考えています。
さらに、杉循環器科内科病院は、地域の方々のご支援、相互理解の上に成り立っています。病院として医療以外の面でも、地域社会の健全な発展に寄与できないものか、地域の皆さんと共に考えていきたいと思っております。
杉循環器科内科病院
理事長 杉 健三
院長 大内田 昌直