看護研修に参加して
10月11月に目標管理のすすめ方に参加させて頂きました。
今回の研修に参加する事で、自部署の目標設定・目標を達成するためのスタッフのチーム編成・組織化する事の重要性を知る事ができました。そのためにも、自部署にはどのような問題があり、課題を到達するためには、何を改善する必要があるのか現状分析をする必要性を学びました。
毎年師長は、自部署の目標を設定しますが、よくある「質の高い看護を提供する」「安全な療養環境を提供する」と漠然とした目標を立てていましたが、目標は誰のために立てるのか、対象は誰なのかが明確になりました。それは、患者さんである事です。病棟は入院患者さんに対し、医療や看護サービスを提供する場所です。そのため、目標設定を行う際は、看護サービス内容が入っている事が重要です。また、その目標達成は誰が行うのか、それは看護の第一線で働いている看護スタッフです。目標があやふやだとスタッフは迷い何に取り組めばよいか分かりません。取り組む目標が明確であること、そして、取り組んだ結果として成果を出すことが、スタッフのやる気を高める事にも繋がります。責任ある仕事をすることで満足を得ることができる職場環境づくりは、看護管理者の重要な役割である事を強く感じました。
2階病棟看護師長 川﨑 真由美
2015年12月9日