初めての看護基礎実習を終えて
2月8日~26日までの14日間、大牟田医師会看護専門学校准看護科64回生、14名の基礎実習を受けて実施しました。年齢も経歴も様々な学生たちをどこからどう実習させたら良いのか、不安と緊張の中実習が始まりました。
1グループ7名と多い人数の学生を連れて館内を案内することから始まった実習は、まるでカルガモの親子の様でした。学生のみなさんの表情も緊張が否めないまま初日を終えたことが思い出されます。
14日間の実習で、基礎的援助技術を患者さんに実施し、習得するという目標を基に学生は一生懸命取り組みました。初めて患者さんと接し、患者さんの笑顔に触れ、看護の喜びを実感できたようです。さらに患者さんからいただいた温かい励ましの言葉で、准看護師になるという夢を明確に出来たと思います。14日間の実習を終えた学生の表情は実習初日よりも少し頼もしくなったような気がしました。
学生指導を担当した事で、個々の学生の成長を実感でき、充実した14日間でした。また日々の看護を振り返り、初心に戻る良い機会を得ることが出来ました。今後の看護に活かしていきたいと思います。
学生が実習中、受け持つことを快く承諾して頂いた患者さんとそのご家族の方々に感謝いたします。ありがとうございました。
看護部 病棟 副主任 原田貴子
2016年3月11日