どうも水難が多い?
3月になって、やっとスタッフが充足し、病棟が落ち着いた21日、患者さんの昼食時に、突然ドクターが詰所から廊下を見て、「わー、何だ!」と言った方を見たら、2階病棟の廊下の天井からお湯が滝のように落ちていました。 湯なので、あたりは湯煙で白くなっています。 数人が慌てていました。
それからは、災害現場です。とにかく、バスタオルや布類で床を拭く者、4つの部屋に湯が流れていくのを防ごうとする者、バケツやケースで湯を受けようとしても、その量はどうしょうもなく、「ボイラーの大元を止めんねー!」「ヘルメットを持ってきてー!」濡れた布類を脱水して持ってくる者、たまったお湯を2回の避難場所から下に捨てる者、ヘルメットをかぶっても髪も白衣も濡れてどうしようもありません。そのうちに天井のボードが落ちました。天井のボードを外すしかないと、「ドライバーを持ってきてー!」と脚立に乗りボードを外す役、床を拭きあげて乾かすために、食事を終えた患者さんに移動してもらって、ベッドを12台動かして、床に扇風機を当てる役、みんなよく動きました。天井の湯は、中央配管のお湯が流れ出てしまうまで、止まりません。業者さんが駆けつけてくださった時には、ボードは濡れたところは外したのですが、触ると崩れるようにもろくなっていました。原因は配管の劣化。確か、去年水漏れで、騒動したところでした。きれいに割れて外れていました。触ってみたら、床に触れただけで折れました。30年のつけです。しかし当院のスタッフは、アクシデント時は、部門の垣根を越えて、見事に動きます。1時間の騒動でした。
看護部長
静子のつぶやき
2017年3月24日