透析室避難訓練を行って
平成28年の熊本地震を受けて、平成29年4月27日に当院透析室では、地震を想定した避難訓練を実施しました。避難訓練には毎回たくさんの患者さんに参加していただきます。今回は震度4の地震を想定し、実際に透析中の患者さんを安全に透析終了して、自宅待機の為に避難することを目標に、10名の患者さんが参加されました。例年は透析を終了し、抜針した後に訓練を行っていたのですが、今回は避難訓練の一貫として、透析終了・抜針を実際に行いました。参加された患者さんからは「透析終わってすぐはきつい」という声、スタッフからも「想像以上に時間がかかった」などの声が聞かれました。また、監督して頂いた消防職員の方からも、毎年新しいアドバイスをいただき、有意義な訓練だったと思います。災害を起こるべきものと考え、常に備えていく大切さを学ぶことが出来たと思います。
透析室 看護師 池田 伸也
2017年6月6日