BLS(bsic life support:一次救命処置)の研修を終えて
平成30年6月7日(木)に当院循環器医師 Dr吉賀を講師としてBLSの講義を行っていただきました。今回の研修では、AEDの使い方はもちろんですが、まず二次災害を防ぐために、患者さんに近づく前に感染、安全面の確認が大切だと学びました。また近くにいるスタッフができるだけ素早く、協力して救命処置をする重要性を学びました。胸骨圧迫では安定して持続させるには体力的に一人では無理なので多くのスタッフがチーム一丸となって行うことが大切です。そして実際に患者さんが急変した時にはパニックになって処置の方法を忘れる可能性があるので、一つ一つ声に出して行う事が重要だと学びました。
今回の研修だけでなく当院ではBLSの実習を年2回行っています。それにより、当院スタッフも胸骨圧迫など以前よりスムーズにこなすことができるようになってきており、上達してきたように感じます。また、ICLSの講習会にも積極的に参加しており、救急指定病院として、患者さんが急変時には、スタッフ全員が協力して対応できるよう、日々訓練し努力していきたいと思います。
教育委員会 德永 智行
2018年6月18日