「全日本病院学会in東京」に参加して
10月6日(土)~7日(日)にグランドニッコー東京 台場で開催された第60回全日本病院学会へ参加しました。出発当日は、台風25号の影響で飛行機の運航が心配で、出発寸前まで冷や冷やでしたが、なんとか無事に予定通り出発することができました。
学会には、北は北海道から南は沖縄まで全国からの参加があり、規模の大きさ、人の多さに圧倒されました。今回の学会テーマは「成熟社会における医・食・住」でした。その成熟社会とは、量的拡大を追求する経済成長が終息し、精神的豊かさや生活の質の向上を重視する、平和で自由な社会を意味するそうてす。
発表は、口演、ポスターセッションそれぞれ幅広く沢山の演題がありました。当院からは看護部門「心不全患者に対する退院指導の取り組み~パンフレットの改訂を行って~」と事務部門「有給休暇取得の実態把握~アンケート調査を行って~」の各1部門ずつポスターセッションでの発表をしました。皆さん興味深く聞いておられ、発表後は共感された方からの質問もありました。
今回、他職種の発表も興味深く色々と聴きたかったのですが、タイムスケジュールの関係で、病院事務管理の口演発表を主に聴きました。特に事務部門の発表の中で述べた「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」のとれた「働きやすい環境づくり」の発表が印象に残りました。また、「業務の効率化への取り組み」、「魅力・価値ある病院づくりへの取り組み」などの発表もあり興味津々で聴きました。皆さん、日々試行錯誤しながら業務向上を目指してあり刺激になりました。
今回、参加して学んだことや感じたことを今後の業務に活かしていきたいと思います。
事務室 廣島美佐子
2018年10月16日