今月の行事食 ~ひなまつり食~
ひなまつり行事食(桃の節句)を提供しました。
昼食に、散らし寿司・鰆の菜種焼き・八幡巻・炊き合わせ・紅白なます・桜餅を提供し、夕食時には菱餅に見立てた三色寒天を提供しました。
ひな祭りにちらし寿司を食べる由来については諸説あるようですが、平安時代より桃の節句には現在のお寿司の起源とも言われている「なれ寿司」に、エビや菜の花を載せて彩をよくして食べられていたようです。
それが現代に受け継がれていくうちにより見栄えのするものを求めるようになり、ちらし寿司へと変化していったと言われています。
ちらし寿司に載っている具材にもそれぞれに意味があります。
例えば、エビには「腰が曲がるまで長生きできますように」レンコンには「先が見通せるように」豆には「健康でマメに働く」といった具合です。
桜餅は、患者様にとっては、入院中めったに食べられないものの為、皆様非常に喜ばれていました。調理師手作りの雛人形も「可愛い!」と大好評でした。
栄養室一同
2021年3月22日