ふれあい看護体験
21世紀の高齢社会を支えていくためには、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、私たち一人一人が分かち合うことが必要です。こうした心を、老若男女を問わず誰もが育むきっかけとなるよう、ナイチンゲールの誕生日に合わせて5月12日「看護の日」が1990年に制定されました。福岡県看護協会では、この日に合わせ、一般の方や高校生を対象にふれあい看護体験を実施しています。今年は、県内140の病院や施設が受け入れをし、当院では、5月14日火曜日に高校生5名(福島高校生3名、ありあけ新世高校生2名)の方が看護体験をされました。院長より一日看護師としての辞令を受けた後、病棟にて手浴、足浴等のケアを体験してもらいました。4名の学生さんが看護師希望、1名の方が理学療法士を希望されていましたが、参加されて「高齢者の方とのコミュニケーションをとることは難しいことだが、ケアを受けた患者さんよりのありがとうの一言に胸が一杯になりました。」「看護師の仕事の大変さを感じるとともに、やりがいを感じられた」と医療職につくという夢を確実のものにされていたようでした。
透析室師長 末松礼子
(川柳)
看護師の成長の素は患者さん 福島高校 内田晶穂さん
体験は人の気持ちを変えさせる ありあけ新世高校 小宮さつきさん
やりがいを感じる仕事看護師だ ありあけ新世高校池田美津希さん
ありがとうその一言が頼りです 福島高校 中島楓さん
看護師で多くの命救いたい 福島高校 井上美咲さん
2013年6月7日