第58回日本透析医学会学術集会・総会に参加して
第58回日本透析医学会学術集会・総会が6/20(木)〜23(日)の4日間、福岡市の福岡国際会議場・福岡サンパレス・福岡国際センター・マリンメッセ福岡の4会場で開催され、当院からは看護師7名、臨床工学技士4名の合計11名が参加し、研究発表には当院からもポスター1演題『血液透析用留置針の先端形状の違いによる穿刺力と穿刺痕』について発表することができました。透析療法で使用される穿刺針には様々な内針加工や外套材質のものがあります。
穿刺針の研究・評価はあまり多くありません。今回、穿刺針にかかる穿刺抵抗・穿刺痕を比較する発表を行いました。初めての学会発表で研究内容がなかなか纏まりませんでしたが、先輩方や多くの方々の支えでどうにか纏めることができ、無事に発表することが出来ました。改めて多くの方々に支えてもらっていることを実感し、教えて頂いた研究の進め方・纏め方の方法を活かして、今度は支える側になれたらと思います。
今後も積極的に学会・勉強会へ参加し、得られた知識を基に当院の理念でもある『医学的に正しい医療、心あたたまる医療、地域への貢献』を実践し患者さんへより良い医療を提供できるように努めていきたいと思います。
医療機器管理室 臨床工学技士 石河和浩
2013年7月12日