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2011.9.7 |
第1回透析セミナーを開催しました |
8月28日(日)午前10時から、やぶつばき地域交流センター「ぱるす」で第1回透析セミナー
が開催されました。透析患者さんと、その家族が68名参加されスタッフの参加は34名でした。
院長挨拶のあと、永年透析患者さん6名の方へ記念品を贈呈されました。記念品は今年の災害を思い起こし、実際に役立てて頂けるようなラジオ付き時計です。皆さん喜んでありました。
私の方から、透析室患者満足度調査と避難訓練についての報告をしました。また、管理栄養士より『役に立つ食事のポイント』と題して栄養指導を含むお話がありました。
そして、福腎協事務局長の中島由希子さんによる「透析の過去・現在・未来」の講演で長い透析の歴史を 紹介されて、また、ご自身の長期透析から腎移植に至つた経験をお話されたことが、それぞれの患者さんに胸に響くものがあり熱心に聴いてありました。
その後、理学療法士、作業療法士による「一日一歩体操」を365歩のマーチに合わせて手足を動かし、全員一丸となって楽しくエクササイズを行いました。
最後に深水先生が「透析合併症の予防とその対策」というテーマで、日常の食生活で重要なのは、水分・塩分・リンの自己管理が大切で、十分な透析が長生きの秘訣であると話され、患者さんも
一生懸命にメモをとってありました。患者さんからの声「やっぱり 水と塩けやんね・・自分にもあてはまるよ」「あらためて、また心を一からもどしていかんとね・・大変勉強になったよ」と感慨深く聞かれたようでした。多くの方から「良かったよ、ありがとう」の声を頂き、私達もうれしく思います。
また、今回お世話になった、やぶつばき地域交流センター「ぱるす」は、環境にも恵まれ木の香りが心を癒し患者さんも「いい所ですね」と感心してありました。第一回目の透析セミナーは、充実した内容で、患者さんにも大変好評で終了することができました。
企画、準備から当日まで、スタッフの皆さんに協力頂き、やぶつばきの職員の方々にもお世話頂きありがとう御座いました。
平成23年8月
透析室 二宮裕恵
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