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2012.6.22 |
ふれあい看護体験を実施しました |
平成24年度福岡県看護協会主催ふれあい看護体験を実施致しました。
当院では、毎年ふれあい看護体験を通して、看護を身近に感じて頂けるよう一般の方を対象に受け入れを行っています。
今年度は山門高校の学生2名に看護体験を行って頂きました。
体験内容は手浴、血圧測定、車椅子での移動の介助、食事介助の見学等といった患者さんとふれあえる項目を行いました。
体験当初は、患者さんと話すことや実技について緊張や戸惑いがみられていましたが、体験を通していく中で、徐々に緊張もほぐれ笑顔がみられるようになりました。御協力を頂きました患者さんから感謝の言葉や温かい言葉かけで、学生さんも「とても温かい気持ちになりました。」と感想を述べていました。
体験を終えて、2名の学生さんからの言葉で「私にとっての看護師という職業が『憧れ』というものから『将来の夢』へと変わりました。」「この看護体験は、私の将来の夢を確実に決定できました。」とあり、貴重な体験になったことと思います。
将来、看護師になりたいと希望を持って体験に臨んだ学生さんが、更に看護師という職業を目指す一助になったことを感じ嬉しく思います。今後も継続した取り組みを行っていきたいと思います。
看護部:大橋 優子
参加された学生さんの声
先日は、学校では学べない貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。初めて行く場所に、不安や緊張はありましたが大橋さんを始め、病院の方々が私たちを優しく出迎えてくださったおかげで、私の心はホッとしました。本当に快く接してくださりありがとうございます。
一日看護体験を通して、初めて知ったこと、思ったこと、感じたこと、たくさんありました。まず、驚いたことが、手を洗う回数が多かったことです。病室に入る前、出た後、何かを作業した後など、常に清潔でした。
次に患者さんの手洗いと爪切りをさせてもらいましたが、どんな風に洗えばいいのか、どんな会話をしたらよいのかわからず、不安でした。しかし、患者さんが私の祖父に似ていたせいか、とても話しかけやすく、会話もはずみ、楽しい時間でした。また、何度も患者さんが感謝の言葉を言ってくださったので、こっちは心が温かくなりました。
杉循環器病院で、一日看護体験をして思ったことは、常に清潔さがあることです。初めに婦長さんからの話しにあった「看護の基本は常に周りを清潔に保つこと」というナイチンゲールの看護論が、どの場所でも見受けられました。また、どんな状況であっても患者さんを思いやる看護師さん達の気持ちも伝わってきました。歯みがきやひげそり、チューブを取りつけるテープの取り換えなどがそれらを感じさせました。
「常に相手を思う気持ち」これが看護師になるために必要だと思いました。この看護体験は、私の将来の夢を確実に決定できました。
本当にありがとうございました。
山門高校 柿園 彩綾
私は、ふれあい看護体験に参加させていただいたことにより、たくさんの新しい知識を得ることができました。まず、看護師の方々の仕事内容です。
患者さんに注射をうつ、また医師の手助けなど、私の中の看護師のイメージはこのようなものだけでした。ですが、実際には、患者さんのことを考え、細かい所まで気を配り、食事のお世話から入浴、寝るまでの手助けなど、たくさんの仕事をこなされていました。
責任重大である仕事を一生懸命こなされてあった看護師の方々の姿を見せていただいたことで、私にとっての看護師という職業が「憧れ」というものから『将来の夢』へと変わりました。
また、患者さんと接することの楽しさというのを学ぶことができました。
最初は、緊張して上手に話すことができなかったですが、徐々に緊張をほぐすことができ、患者さんと楽しくふれあうことができました。
短い時間での体験ではありましたが、本当にたくさんのことを学ぶことができた充実した時間となりました。
お忙しい中、このような機会を設けていただき、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
山門高校 寺島 京香
ふれあい看護体験.docx
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