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2008.7.2 |
血糖値測定のための微量採血用穿刺器具の再使用について |
7月1日に大牟田保健所等で報道されました「血糖値測定のための微量採血用穿刺器具」の再使用につきまして、患者の皆様に大変ご心配、ご迷惑をおかけしお詫び申し上げます。
微量採血用穿刺器具」の問題は、主に血糖値を測定するために指先等に針を刺して、微量の血液を採取するために用いる器具(「針」は交換ができるが、「針周辺部」が交換できないもの)の使用について、島根県内のある医療機関が、「穿刺器具」の「針」を複数の患者さんに使い回ししていたことが発覚したことによるものであります。
その使用方とは別に、患者さんの使用ごとに「針」の交換が正常になされた、この「穿刺器具」を再使用したことで、国内での感染症の発生があったという事例は報告はされておりません。したがってこれについては危険性は極めて低いものと考えております。
当院においては、以前より「穿刺器具」の「針」は、患者さん使用ごとに新品に交換しておりますが、一部「針周辺部」についてアルコール消毒を施ての再使用が判明いたしました。
今回、この件を調査いたしました結果、特定された3名の方につきましては肝炎等の感染症の健康被害はごさいませんでした。
なお、現在使用しております「穿刺器具」は、より安全な「穿刺器具」(「針周辺部」も使い捨てのもの)に全て変更しており、今後とも、診療における安全確保には十分注意してまいります。
患者さん及びご家族様の不安に対応するため当院の医事課内に相談窓口を設置し、ご相談・お問い合わせに応じております。
平成20年7月2日
杉循環器科内科病院
院長 杉 健三
【相談窓口】
杉循環器科内科病院 医事課
電話 0944-56-1119
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