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2010.2.12 |
日本病院機能評価機構Ver6認定 |
病院機能評価認定を受けて
副院長 堀内雅彦
当院は2010年1月15日付けで、財団法人日本医療機能評価機構が審査を行なう病院機能評価の更新認定を受けました。病院機能評価とは、中立的な第三者機関である同機構が、医療施設における医療の質や機能を専門的見地から客観的な視点で評価するものであり、今回はバージョン4.0から新たな視点を取り入れた最新のバージョン6.0への更新認定でしたが、当院に対する審査項目は①病院組織の運営と地域における役割 ②患者の権利と医療の質および安全の確保 ③療養環境と患者サービス ④医療提供の組織と運営 ⑤医療の質と安全のためのケアプロセス ⑥病院運営管理の合理性の6つの領域から構成され、数百項目に渡る事項についての評価を受けました。今回は2回目の受審でしたが、それでも受審準備を始めてから認定を受けるまでの間には、各部署の職員の方々には度々の会議や検証作業、文書作成など、通常の業務に加えて、かなりの仕事量の負荷があったと思います。受審のプロセスは職員間や複数の部署間での連携作業につきますが、さまざまな葛藤があったものの、この過程が職域を超えて同じ目標に向かって結束を高める良い機会でもあったと思います。病院機能評価とは、突き詰めれば現代の医療施設が求められている基本的な姿勢を示しているのであり、少しハードルが高く感じられてもクリアしていかなければならない内容だと考えられます。ただ、今回の認定をいただいた評価項目の中には、正直、当院の現状にはそぐわないのではないかと考えられる項目もあったように思います。今後は当院の発展に寄与し、当院の特徴を明確にした独自のスタイルを打ち出していくための必要十分条件をさらに模索していかなければならないと思います。最後に、今回の認定に際し、各部署で鋭意努力をしていただいた職員の皆様方には、心より感謝を申し上げます。
日本機能評価機構Ver6認定証.JPG
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